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特集記事|月刊BOSSxWizBiz

2015年11月号より

加入者数最多の有料放送が目指す1000万人超え|月刊BOSSxWizBiz

日本には、BSやCS、CATVなどに番組を供給している有料チャンネルが300近くある。その中で、もっとも多くの加入者を集めているのが、アニメ専門チャンネルの「ANIMAX(アニマックス、運営会社はアニマックスブロードキャスト・ジャパン)」だ。加入者数は6月末現在で896万に達する。ソニー・ピクチャーズエンタテインメント(SPEJ)は、このアニマックスの約3分の2の株式を保有している。

アニマックスの開局は1998年。すでに「キッズステーション」や「カートゥーンネットワーク」といったアニメ専門チャンネルは放送を始めており、アニマックスは後発組だった。

アニマックス副社長の小田正人氏

「目指したビジョンは最強チャンネルでした」と語るのはアニマックス副社長の小田正人氏だ。

日本にマンガやアニメのファンは4000万人いると言われている。これだけの支持者がいるのだから、チャンネルビジネスをやるならアニメだろう、という判断があった。ただしSPEJにアニメコンテンツはない。最強を目指すには他社と組むしかない。

そこでトムズ・エンタテインメント、東映アニメーション、サンライズ、日本アドシステムの4社と組んだ。トムズは「名探偵コナン」、東映アニメは「ドラゴンボール」、サンライズは「機動戦士ガンダム」、日本アドは「ルパン三世」といった、大人から子供まで楽しめるキラーコンテンツを持っている。この連合が結成されたことで、アニマックスの成功は半ば約束されていた。

98年7月1日に放送が開始されるや先行する競合チャンネルを追い抜き、2010年には最多加入者チャンネルとなる。12年には過去最高の913万加入者を記録した。

その後、加入者は減少に転じたが、最近、上昇曲線を描き始めている。小田副社長は「早く1000万加入者を達成したい」と意気込む。

そのための鍵となるのが、4つの「O」だ。

最初のOは「オンエア」。放送をいかに充実させるか。次は「オンデマンド」。インターネットとの融合だ。すでにウェブ上で「アニマックス+」を展開、アニマックスの加入者は800タイトル以上のアニメを無料で楽しむことができる。また未加入者でも一部のタイトルを無料で見ることができるため、そこからアニマックスに誘い込むことも可能だ。

3つ目は「オンザグラウンド」。

イベントなどを通じてファンと直接触れ合う機会を創造する。毎年、アニメソングライブを開いてきたが、今年は11月に横浜アリーナで1万人を超える観客を集める予定だ。また東京・秋葉原と大阪・日本橋には、アニマックスカフェをオープン、声優の卵が店員となり、人気投票で上位にくればアニマックスの番組で声優デビューさせている。

イベントに参加する人は加入者とはかぎらないが、「それでもかまわない」と小田副社長。「アニメを中心にいろんなエンターテインメントを回遊してもらい、最終的に放送につながればいい」という考えだ。

そして最後のOがオリジナルプロダクション。独自の番組を制作する。

このような取り組みにより、加入者1000万、配信やイベントなどでアニマックスと触れ合う人が1000万人、合わせて2000万人にまでファンを拡大する。

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