10年前の2003年6月、『月刊経営塾』は『月刊BOSS』と改題、新たな歴史を刻み始めた。しかしこの頃からの日本は、デフレと戦い、敗れ続けた10年だった。経済はシュリンクすると同時に、経営者までもが身を縮め、穴に閉じこもり、社会に対しての発信能力は著しく低下した。本来主導的役割を果たさなければならない、財界主流の経営者からは、何一つ夢や希望の持てるメッセージを聞くことができなくなった。
しかしここに来て、ようやく「攻める経営者」が出てくるようになった。冬の時代だからこそ、意思表明し行動する。『月刊BOSS』10周年にちなんで、「攻める経営者」10人を取り上げる。