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「月刊BOSS」と、日本最大級のビジネスマッチングポータルサイト「WizBiz」との提携に伴い、 17万社を超えるWizBiz会員の中から伸び盛りの企業を毎月1社をピックアップ。トップの事業への情熱に迫る。

2018年3月号より

【BOSS×WizBiz】PRマーケティングで中小・小規模事業の認知度、信頼度を向上 平瀬 錬司 京ククル社長・PRマーケティング協会主宰
平瀬 錬司 京ククル社長・PRマーケティング協会主宰

平瀬 錬司 京ククル社長・PRマーケティング協会主宰

ひらせ・れんじ 大阪大学で理論物理学を学んだ後、広告系ベンチャーに入社。マーケティングとセールスを学び独立後、2011年京ククルを設立。代表取締役に就任。10を超える業種で法人立ち上げに参画。「知名度」と「信頼度」が成否に大きく関わる、と痛感し、どうすればメディアに取り上げられるかを研究。17年9月にPRマーケティング協会を設立。

メディアの興味を引く切り口

── 昨年、PRマーケティング協会を設立したそうですが、もともとは異なる業種をされていたとか。
会社としては6年目になりますが、最初は介護の資格学校を関西で始めました。現在は初任者研修という名称になりましたが、当時はヘルパー2級という資格が取れるスクールです。政府の緊急人材育成支援事業(基金訓練)で、生徒の受講料を労働局が負担するという制度を使って、京都、滋賀、三重、東京、埼玉等で資格スクールをやっていました。

ただ、介護の人材育成は、それだけでは事業として厳しいものがあります。そこで、卒業生の人材紹介を始め、さらに下流の紹介後の定着支援まで行っています。介護業界では、業界全体の平均在籍期間2年強と、3年以内にほとんど辞めてしまうような状況ですから、定着させることが大きな課題になっています。

これに加えて、採用活動も介護業界の課題になっています。単純な折込チラシや人材サービスを使っての採用活動には限界があります。そこで広報活動を通して、採用活動もしていきましょうと、数年前から手掛けるようになりました。例えば地元紙で対談を組んだりして、施設のブランディングと採用を同時に行えるようにしたわけです。ここで蓄積してきた広報活動のノウハウを活かそうと別法人として始めたのがPRマーケティング協会です。

── この協会ではどのような活動をしているのですか。
法人化したのは17年9月ですので、まだまだこれからの事業なのですが、現在は1回10名以内で、月5回、月間40~50名に対してPRマーケッター育成の講座を開いています。1講座10時間、全6回で60時間です。

── 受講生はどのような層の人たちなんですか。
2つあって、1つは新規事業を探していらっしゃる中小企業の経営者、もう1つはサラリーマンの副業が解禁されたので、これから起業したい、副業をしたいと考えている方ですね。

もともとは採用活動の1つとしてメディアとうまく付き合っていきましょうと何年もやってきたなかで、どうすればメディアの方に取材をしたいと思わせるような情報を届けることができるかというノウハウがわかってきました。ただ、単なるPR・広報業務ではなく、あくまでマーケティングとしてのPRですから、採用であれば質と量、他業界であれば売上利益をいかに伸ばすかです。それをお教えするのですが、ただノウハウを教えるだけではなく、それを新規事業としませんか、という話をしています。

新規事業を作ることが目的でノウハウをお伝えしますから、いわば本部とフランチャイズのような関係だと考えています。出し惜しみなく開示しますので、コンサルタントの方はおそらく簡単にコピーできると思いますが、私としては事業として取り組む方と一緒にやっていきたいというのが正直なところです。

いま日本には、中小企業や個人事業主、いわゆる「社長」と呼ばれる人が500万人くらいいます。しかし、おそらくその99%くらいの方はメディアとの付き合い方をご存知ないのではないでしょうか。よく講座内でも話すことですが、メディア露出で何を得るかというと、知名度と信頼度です。実はこの2つこそが中小企業、個人事業主にないものです。だから苦労をされている経営者が多い。

各会社さんには、いい商品、いいサービスを持っていても、知名度、信頼度がないので辛い戦いを強いられています。必死に営業したり、広告費用を使ったり、いろんな努力をしているのですが、メディア露出を戦略的に行うことが、コストも抑えられるやり方だと話しています。これを500万人いる中小スモールビジネスのオーナーに話ができれば、日本のビジネスのあり方も変えていけるのではないかと思っています。

── 最近はPR会社からメディアへの売り込みは増えていますが、どのような差別化を図っているのですか。
大手のPR会社さんと我々のやっていることは、まったく違います。マーケットも違いますし、内容も違います。我々は、家族で経営しているような街のパン屋さんや、従業員数10人未満の介護施設もクライアントです。あくまでもマーケティングのなかでメディアとどう付き合うかという考え方です。出たい出方で、出たいメディアに、出たいタイミングで定常的に出る。これをどうやって作っていくかを考えています。

どういう切り口で見せれば、メディアの方に興味を持っていただけるか、いくつかのテンプレートをつくって、ジャーナリズム魂をくすぐる形にする。センスがなくてもメディアから取材をしたいと思われる形はつくれるわけです。いろんなマーケティング、ブランディングの手法のなかで、メディアの方に親和性があるものだけを引っ張ってきて、テンプレートで落とし込む。思った以上に取材に来ていただけるという経験値があるので、そのノウハウを業務マニュアルレベルに落とし込んでいます。

── 協会としてはまだできて間もないわけですが、今後の展望はどのように考えていますか。
まずは協会認定のPRマーケッターを1000人育成していきたい。メディアを使ったマーケティングをお手伝いする人間を多く輩出していけば、500万人の経営者の強力なパートナーになれるんじゃないか。少子高齢化で明るいニュースがないなかで、中小企業を盛り上げていければいいと思っています。

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